山本こどもクリニック

【山本こどもクリニック】浜松市東区の小児科,アレルギー科,呼吸器科

〒431-3125 静岡県浜松市東区半田山4-41-5
TEL 電話予約専用:053-431-6877
※上記QRコードを読み取ると携帯サイトを閲覧することが出来ます。

医師のご紹介

経歴

院長 山本崇晴
経歴、及び論文(1例報告などは除き、主なものだけです。論文の解説も書きました)

昭和52年 名古屋市立大学医学部卒業

昭和52年 愛知県心身障害者コロニー中央病院新生児科勤務

**山本崇晴他:新生児B群溶連菌感染症ーearly onset type の4例ー(新生児誌:14:366~375、1978)
 当時は、まだ広くは認識されていなかった新生児B群溶連菌感染症の報告です。血清型は1a、3、3Rでした。現在では、妊娠中に母体のB群溶連菌を検査して、母体の治療が行われており、この病気は減っています。しかし、現在でも発症すれば死亡率の高い病気です。
 

昭和54年 豊橋市民病院小児科勤務

**山本崇晴他:極小未熟児の動脈管開存とその外科的結紮ー自験例4例を中心として(新生児誌17;235~244、1981)
 未熟児では動脈管開存症は、ありふれた合併症で、人工呼吸器からはずれなくなる原因の一つでもあります。多くは薬で治療できることが発見されたのは、この論文報告の数年前のことです。しかし、薬を使っても、日令14を過ぎても人工呼吸器からはずれないもの、慢性肺疾患(BPD)に合併して人工呼吸器からはずれないものは、やはり手術が必要ではないか、との問題提起をしました。

**山本崇晴他:RDS71例の臨床的検討(小児科臨床38:1797~1802、1985)
 未熟児で重症の呼吸障害を起こすRDS、現在はサーファクタント補充療法という画期的な治療法が行われています。そのサーファクタント補充療法が発明される以前の治療成績の報告です。1500g以上のRDS死亡は1例のみ、750~1500gのRDS37例の死亡率は43%(RDSの無い例は死亡率15%)、749g以下のRDSは6例とも死亡(RDSのない2例は生存)していました。サーファクタント補充療法の発明以降は、もっと良い成績が報告されています。


昭和59年名古屋市立大学医学部付属病院小児科勤務

**山本崇晴他:先天性甲状腺機能低下症の縦断的追跡調査(小児の精神と神経28;243~251、1988)
 先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)は、現在、新生児の足の裏から数滴の血液をとって検査し、早期発見、早期治療がされています(マススクリーニングといいます)。このマススクリーニング開始以前の19例を含む29例のクレチン症の追跡調査報告です。昔の治療が遅かった頃と、早期治療の比較調査で、生後2ヶ月以前に治療開始すれば、正常発達が期待されることが示されました。この調査中に当時の最新の知能検査WISC-Rの問題点に気づき指摘しました。この問題点は後に解決されました。


昭和61年名古屋市民生局あけぼの学園勤務


昭和63年県西部浜松医療センター小児科勤務

**山本崇晴:気管支喘息の家族療法(毎日ライフ:67~70、1992)
 当時まだ珍しかった気管支喘息児への家族療法を一般向けに解説したものです。

**山本崇晴他:小児気管支喘息への取り組みとしての家族教育(子どもの心とからだ2;56~65、1993)
 気管支喘息の発作を予防することが重要なことは、当時はまだ一般には十分には知られていませんでした。家族に喘息の知識と予防の重要さを講議した100家族について検討し、家族の知識が増すことが喘息治療に有効なことを示したものです。喘息のためにこじれてしまったご家族には家族療法が有効なことも示しました。

**山本崇晴:喘息の子どもを持つ家族のいたみといやし(mindixぷらざ3:8~11、1997)
 喘息児の家族療法をやや専門家向けに実際の方法なども解説したものです。もっとも、こうした家族療法は、現在の保険診療では、開業小児科医は大赤字になってしまうので、行えません。
 
**山本崇晴他:小児気管支喘息児の自己最高ピークフロー値(小児科臨床50;1983~1990、1997)
 喘息の診療に不可欠、喘息の体温計ともいえるピークフローメーター。健康な人での正常値の報告はありました。しかし、喘息児の最高ピークフロー値について検討した報告はありませんでした。153例を検討した結果、当時の喘息ガイドラインの正常値が低すぎる(この論文の半分以下の値でした)ことを指摘しました。ガイドラインも後にもっと高い値に改訂されました。

 
所属学会  小児科学会(専門医)、呼吸器学会、アレルギー学会、小児アレルギー学会、心身医学会(心身医療小児科専門医)、小児精神神経学会(専門医)、小児神経学会(専門医)、子どものこころ専門医、家族療法学会